心のセラピー

 吉本ばななさんの小説の中で「書くことは心のセラピー」という登場人物の言葉があった。
(『どんぐり姉妹』《『新潮』》)
 ああ、そうだ、わたしも。人間関係の様々の中で生きていて、頭の中に溜まったもやもやを書くことで私は癒される。というか、書くことで心がすっきりする、新たな自分を発見したりする。
 うまく言葉を発せない私は、特に書くことに心が向く。それは時に詩の形になったりもする。詩にしたいと思った出来事があると頭の中でいろいろな言葉が動き出し、なかなか紙に向かう時間がないとメモで終わり、結構日にちがたっても、いつしか詩の形として生まれる。感動が大きければ大きいほど、粘り強く詩にしようという気持ちが残って、必ず詩になる。
 この頃は日本語を教える仕事が多く、家でも準備をすることが多く、ああ、書いてないな…と、その小説の言葉に出会ったとき、思ったのだった。
 私、病気?にならないうちに書き始めなっくっちゃ。


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