詩 『出勤』

  
  広い駐車場を横切る
  歩いていく身体
  空からソレを見るヤツがいるかもしれない
  ふっと背中が思う

  一日が時間通りに進むことがイヤだ!
  って言いながら
  時間をこっちから食べないといけない
  って思う
  ガリガリと氷をかじるように
  時間をガリガリと

  暑いから やっぱり”かき氷”
  頭に浮かべれば
  空から眺めるヤツが
  雲にまみれて”かき氷”抱えてる
  え?ええっ!

  隙間時間にやってくる思考
  風化させてはいけない
  即座にメモすること
  交差点。地下道を下りる階段
  メモ帳とペンを取り出す

  ヒンヤリした風を感じながら
  また地上へ上がる時、
  一瞬、異邦人
  ”こっちだよ”
  空を見上げると、ヤツが呼ぶ?!

  まずは時間通りに事を成すこと
  目的地のビルの入り口に立つ
  (帰ったら時間をたらふく食うぞ)
  もうヤツはいない・・・
  心にスーツを着て
  エレベーターに乗る!

 

  


     書いた日2019年夏
     2020.4月 ある雑誌に選外佳作として名前が載る
     ヒメ巴勢里(ぱせり)


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