1月3日に放送された番組を偶然見た。
それはある衝撃的な事実だった。
デニ・ムクウェケ氏は、婦人科医で、性暴力を受けた10万にを診察したのだという。
ルワンダの隣、コンゴという国で起こっている現実。8カ月の赤ちゃんもレイプ被害に?!80の高齢者までも!?
それは単なるレイプではなく戦いのために恐怖を植え付けるのを目的に行われているというのだ。
その国にある鉱物資源。それは今、私たちが使うスマホに使われている、それの取り合いで戦争が起こっている。現地の人を奴隷のように働かせている。性器に入れられるものもひどく、ガラスの破片などの異物も。想像しただけでぞっとする。
デニ氏は、来日して講演を行った。番組で見た。主に学生たちに対して話をした。
今やスマホはなくてはならないものとなっている。デニ氏はスマホを買う前に鉱物がどこの物か、正しく作られたものかか聞いてほしい。また企業はきちんとした方法で作ってほしいと訴える。無関心がいけない。無関心が人間破壊につながる、と。
日本は平和で日本にいれば幸せな日々が送れるだろう。しかし、その裏側で、想像を絶するひどいことが起こっているのだ。
私たちの便利や幸福の裏側をもっと知らなければいけないのだ。不幸せな人々が幸福を追求して自分だけの利益を考え他人を不幸にしている。
私たちの存在は他人あってこそ。自分のために生きるのではなく、人のために生きてこそ自分があるのだ、とデニ氏は強く言う。
新年早々ショックを与えた番組だった。それを知って私は、こうしてはおられないという気持ちとなり、1年以上更新してなかったブログに発信した。
デニ・ムクウェケ氏については、サイトに詳しく情報があります。
是非検索してください!!