座禅をやりに行ったのではなく、最初は自然の中に身を置きたい思いだった。
まあ、誘われたので便乗して 、ある氏の指導のまま座禅に入って行った。
案の定、雑念だらけで 本当に座禅をしているのか家に居て考え事にふけっているのか全くわからない状態。
言われていた呼吸を数えるということはまるでできなくて何回も数え直している状態だった。
しかしお寺で行った座禅とは違う感じは受けていた
そして又誘われ座禅の機会があった。
今回は座禅の前に体を動かし、師の叫びに呼応して自分も訳の分からぬ叫びを放っていた。
そうすることで身も心も解放するのだ。何もなくなった状態で座禅に臨む。
以前より真剣に取り組む自分を感じた。
心は穏やかだった。
始まって、呼吸をし数え始めた。
不思議だった。あんなに前は雑念が入って仕方がなかったのに
殆ど考えることなく呼吸に専念できた。いや、実は呼吸というより
目をつむって浮かんでくる模様をひたすら見つめた。
(目は完全につぶらない、ということを忘れて、しっかりつむっていた)
あまり見入ってしまって終わりの方は呼吸を数えるのを忘れていたかもしれない。。。。
そのあとの歓談で、座禅の効果などを聞いた。作品を作るなら座禅の前と後では違ってくるとか。。。
そういうことは聞いたことがあり
それで行き詰まったアーティストが座禅に没頭するというような話を聞くんだな、と思った。
長くなったので、この辺で。。。