奈良美智展

先月の祝日 (敬老の日)は台風一過で超いい天気だった。
丸一日休みは一月振りで、家でやるべき仕事はあったけど、どこかへ出かけたい気分だった。
ふと思い出したのは豊田美術館で開催中の『奈良美智』展。
名古屋にいる娘に朝メールすると今行こうと思ってたところ、と言うので
昼に豊田駅で待ち合わせることになった。ーーーーー

作品は会場を贅沢に使って飾られていた。例えば一部屋に1つとか、壁に1つとか、、、、
すべて女の子を描いた作品。ムーミンのミーを思わせる女の子たち。
娘と1つ1つ作品を見ながらタイトルを確かめ合い、感想を言い合いながら見ていった。
お互いにタイトルが気になるところが、なんていうか、後から思うと面白かった。
タイトルを見て納得したり疑問に思ったり・・・タイトルはやはり絵を理解する手がかりなんだな・・・
メインの部屋には家のオブジェがあり、それは1年半前に行った村上隆展(横浜)の会場にもあったものだ。
(同じかどうかは覚えがないが)中に入るには整理券が必要で、覗き窓から観ただけ。
その日はとても混雑していて、今まで何度か豊田美術館へ足を運んでいるが初めてぐらい。子供連れが多かった。
その整理券をもらうために廊下は並ぶ人でぎっしりだった
女の子の絵は決して可愛いとは言えないが、あれを可愛いと思うんだろうか・・・可愛いというより憎めない感じ
先にも書いたムーミンのミーだ。いやミーよりは可愛いかな。
なぜ奈良美智氏はあのようなキャラクターばかりを描くのだろうか・・・
どのように生まれたのだろうか。また探ってみたい・・・
最後に観たオブジェ。
それは白い頭が幾つも互い違いに積み上げられ、閉じた目からは涙が流れ、
その涙が下へ下へと流れて行く、永遠と涙を流しているオブジェだ。
噴水の要領でモーターで循環されているようだが、ずっと見ていると
こちらまで悲しく淋しくなってくるのだ。
そんな哀しいオブジェ、どんな問題でもいい、何かを訴えるときにそこに置かれてたら
結構インパクトがあるのではないか、と感じた。
写真を撮れなかったのは残念だった・・・
また最新の(2017)の女の子は目の下のところに玉(真珠?)が並べられている。
タイトルはミッドナイト・サプライズ。髪の色にいろいろな色が使われ、綺麗。
そのポストカードを買った。奈良美智展

女の子の絵の特に目に注目して観てきた。それぞれ眼の色や形、眼の中の描き方、眼の玉が違う。
そういえば眉毛がない。鼻はだいたい同じに描かれる。口は真一文字のが多い。
キリがなくなってきたので、ここで終わり。
奈良美智展


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